この建物の正体は…

約1週間の夏季休暇を終え、タムラ設計も後半戦がスタートです。

お盆には毎年家族でお墓参りに行きますが、

祖父母のお墓のあるお寺の敷地内にひときわ目を引くコンクリートの建物があります。

一見すると駐車場に立つ塀に見えますが、GoogleEathの航空写真で見ると…

駐車場の奥まで続く細長い三角形と、その半分くらいの大きさの三角形で出来た変わった形の建物。

何の建物だと思いますか?

建築家・横溝真さんの研究室、「ヨコミゾマコト研究室」設計による永代墓です。

2017年度のグッドデザイン賞にも選ばれています。

こちらも同研究室の設計です。(これは最近知りました汗)

                 (写真:「ヨコミゾマコト研究室」HPより)

塀の様にも見える側面から一転、正面に回ると真っ白な四角い箱が現れます。

「ハクラ」と呼ばれるこの建物、その名前の由来には「白」という意味も含まれているそうです。

祭壇が入口より奥まった場所にあるので、白い壁に囲まれ手を合わせている時間は

いつも自然と「無」になっている気がします。

長徳寺「ハクラ」HP:https://eitai.jp/perpetual.html

(スタッフブログ A)